
防災力の強化に向けた防災技術の研究開発や現場実装の推進
内閣府政策統括官(防災担当)付参事官(政策調整担当)付 参事官補佐
瀧山 幸千夫
防災・減災のためには、現場に役立つ新技術の研究開発や実装を促進させることが必要です。 技術開発等については関係省庁や民間事業者等にて各々取組が進められていますが、防災力強化のためにはさらなる全体最適化が必要です。本講演では内閣府防災が進める防災技術の研究開発や社会実装の推進に向けた施策を軸に、その背景や狙い、今後の展開についてご説明いただきます。
このカンファレンスでは、研究開発者による技術紹介に加え、来場者が最先端技術を実際に体験できる展示や、直接質問・意見交換ができる交流の場を設けています。 災害の兆候をいかに把握し、的確な判断や災害対応につなげるかという実務上の課題に対し、研究現場の知見をもとに現場で活かせる最新技術を体感いただけます。国や地方公共団体の防災行政と防災研究の最前線を通して、技術シーズがもたらす次世代防災の姿をご紹介します。
| 主催 | 内閣府、国立研究開発法人防災科学技術研究所 |
|---|---|
| 協力 | 防災DX官民共創協議会、防災コンソーシアムCORE |
| 参加費 | 無料(要事前申込み) |
| 事務局 | 株式会社三菱総合研究所(担当:岡島、小島、瀬川) 事務局へのお問い合わせはこちら [リンク→] <事前登録に関するお問い合わせ先> SIPスマート防災ネットワーク カンファレンス 2026事務局 [リンク→] |
| SIPとは? | 総合科学技術・イノベーション会議(CSTI) が司令塔機能を発揮して、府省の枠や旧来の分野を超えたマネジメントにより、科学技術イノベーション実現のために創設した国家プロジェクトです。 |
| スマート防災ネットワークの構築とは? | 現実空間とサイバー空間を高度に融合させ、先端ICT、AI等を活用した「災害対応を支える情報収集・把握のさらなる高度化」と「情報分析結果に基づいた個人・自治体・企業による災害への対応力の強化」に取り組んでいます。 |
| ミッション | 気候変動による風水害の頻発化・激甚化および南海トラフ、首都直下地震等の国難級の巨大地震の発生が迫る中、国・自治体・企業・個人による災害対応力の強化・向上を目指します。 |
| >>SIP「スマート防災ネットワークの構築」の詳細はこちら<< |
| 13:00 | コミュニケーションタイム(展示・デモ) | 講演前にもぜひ、技術展示をお楽しみください。 |
|---|---|---|
| 13:30 | 開会挨拶 | 国立研究開発法人防災科学技術研究所 総合防災情報センター長 臼田 裕一郎 |
| 13:35 | 基調講演1 | 内閣府政策統括官(防災担当)付 参事官(政策調整担当)付 参事官補佐 瀧山 幸千夫 |
| 13:55 | 基調講演2 | 石川県 CIO デジタル推進監室 参事 三宅 博文 |
| 14:20 | パネルディスカッション | モデレーター: 国立研究開発法人防災科学技術研究所 総合防災情報センター長 臼田 裕一郎 パネリスト:
|
| 14:50 | 休憩 | |
| 15:00 | プレゼンテーション | 気鋭の研究開発者より防災研究の最前線をご紹介します。 |
| 16:05 | 展示・交流セッション | 講演後にゆっくりと展示をご覧いただき、研究開発者とご歓談ください。 |
※講演タイトルと講演内容は変更になる場合がございます。
防災や災害対応に関する先進的な政策・実践事例をテーマに、内閣府の施策、石川県の取組や知見についてお話をいただきます。制度・組織・技術活用の観点から、防災イノベーションの可能性を捉え、今後の防災力強化に向けた考え方や視点を提示します。



モデレーター
国立研究開発法人防災科学技術研究所 総合防災情報センター長
臼田 裕一郎

パネリスト
内閣府政策統括官(防災担当)付
参事官(政策調整担当)付
参事官補佐
瀧山 幸千夫

パネリスト
石川県 CIO
デジタル推進監室
参事
三宅 博文

パネリスト
神戸大学
都市安全研究センター
教授
橘 伸也

パネリスト
国立研究開発法人防災科学技術研究所
先進防災技術連携研究センター
研究統括
田口 仁
防災の現場で直面する課題に対し、最新技術がどのように役立つのかを、具体的な活用イメージとともに紹介します。デジタル情報・リスク情報の活用、予測技術による判断支援、災害発生時の現場対応の高度化など、明日からの防災業務を考えるヒントが得られるプレゼンテーションセッションです。
※プレゼンタイトルと発表者は変更になる場合がございます。
開発した防災デジタルツイン基盤を中核とし、神戸大学と国土交通省・兵庫県が連携して進める加古川流域デジタルツインの社会実装を紹介します。国土交通データプラットフォームやPLATEAU、川の防災情報を統合・変換し、洪水や土砂移動を含む物理シミュレーションにより、流域全体の状況を共有する取組を提示します。
洪水時に内水域の水位上昇を防ぐ役割を持つ水門ゲート設備の操作の自動化により、大幅な省力化を実現。その自動操作システムへ熟練操作員が行っていた操作判断技能を盛り込むことにより、確実で安全な操作を実現させるシステムの開発を行っています。
250mメッシュの長時間アンサンブル降雨予測を作成し、この予測と気候変動データセットのマッチングにより、ダム操作カードを提示するシステムを開発しています。このシステムは治水を主目的としないダムや施設が未曽有の災害での治水協力を求められた際に、操作に洪水リスクに応じた科学的な根拠を与えます。
仮想空間に再現した“自分の街”で洪水を発生させ、水害未経験者でも安全に疑似体験できるシステムを紹介します。浸水の進行や危険箇所を確認しながら避難行動を繰り返し試行し、失敗・成功の学びを通じて、各自に適した備えと避難判断の形成を支援できる環境の構築を目指しています。
災害時に研究機関や企業等が行う分析・評価の成果は、現場に十分届いていないのが現状です。「防災クロスビューラボ」は、データの共有による各機関の負担軽減を図るとともに、多様な分析結果を現場目線で評価・検証し、実装につなげるための「場」です。プレゼンでは、SIP4Dの今後のビジョンも紹介し、「防災クロスビューラボ」への参画を呼びかけます。
災害実動機関が直面する被災地での情報断絶課題の解消を目指して開発した情報共有・活用システムを紹介します。開発システムは、Open-Xedge(オープン・クロスエッジ)、X-ICS(クロス・イクス)、X-FACE(クロス・フェイス)から構成され、これらシステム群が相互連携することで多様な情報断絶状況に柔軟に対応します。
講演・プレゼンの前後で研究開発者と直接話せる展示・交流セッションをお楽しみいただけます。研究内容への理解を深めるとともに、リスク管理や災害時の意思決定の高度化、事業継続への展開を含め、最新技術の具体的な活用イメージを検討いただける機会です。
※展示タイトルは変更になる場合がございます。
ネットに繋がるAIoT家電のセンサーから得られる家の中の情報を伝えたり、家電の発話機能を活用して自由に伝えたい情報を発話させる仕組みを家電からの音声配信デモを事例として紹介します。
「SIP4D-Sens」は、約5,500万件の地物を対象に、51種のデータを統合解析し、災害対応基本共有情報(EEI)に基づく被害推計情報を自動生成するものです。道路通行可否、建物被害、孤立集落などを分かりやすく提供します。本展示では、過去災害データを用いたデモをご覧いただけます。
パブリック情報を自動変換・統合して防災デジタルツインを作成するデジタルツイン基盤と、基盤によって作成されるデジタルツインから物理シミュレーションを行って得られる次世代型防災情報について説明します。
手で触れられる立体模型に洪水データをプロジェクションマッピングで投影し、浸水の広がりや危険箇所を直感的に体験できます。水害時の避難は川に近づかないだけでなく、地形の高低差は避難時の重要な判断要素となります。視覚と触覚で地形を感じながら、安全な避難経路を考えましょう。
仮想空間に再現した“自分の街”に洪水を発生させ、これまで水害を経験したことがない方でも疑似体験できる仕組みです。仮想空間で避難行動を繰り返し試しながら、失敗や成功体験を積み、自分に合った洪水への備えを考えていきましょう。
災害時には膨大な情報が発信されるため、何が自分に関係するのかを見極めるのは簡単ではありません。水害ジブンゴト化支援ツールは、いま自分がいる場所の危険度をスマートフォンで簡単に入手できるようにすることで、迷わず迅速な避難行動につなげるための仕組みです。
近年の風水害の頻発化・激甚化等を踏まえ、流域内の貯留機能を最大限活用した被害軽減を実現するため、流域内の貯留・洪水調節機能と浸水ハザードの評価を行っています。あわせてアンサンブル長期予測を活用したダム操作オプション提案システムの開発、水門・排水機場の操作等の遠隔化・自動化技術の開発等も行なっており、これらの研究について紹介します。
田んぼに降った雨を一時貯留し、ゆっくり放流するための器具を展示します。下流側の川の水深の急激な上昇と氾濫を防ぐことに貢献します。器具には様々なタイプがあって特徴が異なりますが、いずれも通常どおりのコメ作りが可能です。
近年、風水害は激甚化・頻発化しており、その一方で水門等の操作を担う人材不足が顕在化しています。こうした課題を解決するため、洪水時の水門操作を適切なタイミングで、安全かつ確実に自動で実施できる技術を開発しており、これに関する模型を展示いたします。
災害実動機関が直面する被災地での情報断絶課題の解消を目指して開発した情報共有・活用システムの構成要素であるOpen-Xedge(オープン・クロスエッジ)、X-ICS(クロス・イクス)、X-FACE(クロス・フェイス)の相互連携による多様な情報断絶状況への対応をご紹介します。
| 申込みに関するお問合せ | 登録事務局 : 株式会社ナノオプト・メディア [リンク→] |
|---|---|
| 本カンファレンスの内容に関するお問合せ | 事務局 株式会社三菱総合研究所 岡島、小島、瀬川 [リンク→] |
| SIPスマート防災ネットワークに関するお問合せ | 国立研究開発法人防災科学技術研究所 戦略的イノベーション推進室 [リンク→] |